『補助金交付決定通知書』が送られてきた”
平成29日3月28日付で、『補助金交付決定通知書』が送られてきました。
ひょんなきっかけから、補助金申請をしました。
たまたま運よく、補助金交付決定通知書をいただくことができました。
そこで、補助金get体験を連載いたします。
補助金申請される事業者の方はもちろんのこと、補助金など興味のない事業者にも事業ポリシーやその取り組み方などを、あらためて見つめ直す機会となり、お役に立てれば幸いです。
補助金申請を決めたきっかけ
平成28年12月、弊事務所のホームページ運営でお世話になっている会社の営業マンより、クライアントの情報提供サービスの一環として、補助金申請のパンフレットをいただきました。たまたま目にしたものが「小規模事業者持続化補助金」でした。
1.補助金の目的
小規模事業者の持続的な経営に向けた経営計画に基づく、地道な販路開拓等の取り組み、地道な販路開拓等とあわせて行う業務効率化(生鮮性向上)の取り組みを支援するため、それに要する経費の一部を補助するものです。
2.補助対象者
製造業その他の業種に属する事業を主たる事業として営む商工業者(会社および個人事業主)であり、常時使用する従業員の数が20人以下(卸売業、小売業、サービス業(宿泊業・娯楽業は除く)に属する事業を主たる事業として営む者については5人以下)の事業者であること。
上記に該当すれば業種は問いません。会社か個人事業主であれば対象者です。(個人の場合は医師、歯科医師、助産師を除く。法人の場合は一般社団法人、一般財団法人、医療法人、宗教法人など特殊は法人を除く) 士業も大丈夫です。
なんと幅広い事業者が対象でしょう。
クライアントに提案するだけでなく、弊事務所も補助金申請を申し込もうと思った瞬間です!
商工会議所に問い合わせたところ、1月20日までに書類提出とのことでした。ある程度書類を記載した段階で商工会議所に持って行けば、事前に書いた書類を見て頂きアドバイスを受けられるとのこと。申請まで1ヶ月しかない。ダメもとでチャレンジすることを決めたのでした。
小規模事業者持続化補助金に係る申請
1.経営計画書(様式2)の完成度で補助金がもらえるかどうかが決定します。
記載内容は下記のとおりです。
1 企業概要
2 顧客ニーズと市場の動向
3 自社や自社の提供する商品・サービスの強み
4 経営方針・目標と今後のプラン
公募要領には、記載例が掲載されています。記載例を参考に経営計画書(様式2)を作成し、商工会議所に持参し見てもらいました。
結果は散々でした。
1.ボリュームが足らない。 2.目に留まらない。
当然でしょう。応募する誰しもが記載例を参考に経営計画書(様式2)を作成するわけですから。際立ったものがなければ、見てもらうこともなく終わる可能性だってあるということです。
では、どうすればよいのでしょうか?
自社の強みを文字で表現してみてください。漠然としていませんか?自社にとっては普通のことでも、ほかの人から見たら普通でないことだってあります。それが自社の強みかもしれません。深ーく深ーく、いつもの業務を見つめなおしましょう。通常業務で大事にしていること、ホームページのキャッチフレーズはどういう思いで生まれたのか。その思いを文字に置き換えます。漠然としていた部分がクリアーになるまで。